寒さ対策

肌寒い季節になりました。みなさんヒーターコックの開放はお済みですよね?(^o^)
サーモスタットを外して以来、ボクはオーバークールに悩まされており
ラジエターを段ボールで塞いだり、いろいろしましたが
フロントグリルカバーなるものを愛用していた時期がありました。

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装着してる画像が見当たりませんが、決して格好いいモノではありません(笑)
でも、これを付けるととりあえず冬場は水温が上がるので重宝してました。

画像のは明らかにS800用で、S600の時期に同じようなモノがあったのかは不明です。
おそらく純正とは思いますが、ボクのはオリジナルの状態と少し違う部分がありますので
あくまで参考までに

外周ぐるり+縦3本のしっかりとした金属の板で構成された骨組みを、ビニールレザーが覆ってます。本来ウラ面にひもとフックが数ヵ所付いて、グリル内に引っかけるようになってるのですが
それが取り去られてコード?のようなひもが付けられています。
センターの上下2箇所が、フロントグリルのビス止め2箇所でとめるようになってるみたいですが
位置的にグリルのビスと合いません。のでゴムひも通して適当に付けてました。

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ラジエターの前が開いてホックで留めると風を通せます。全開か閉じるかどちらかしかできませんが
アメ車に多く見られるフロント周りを覆うブラジャーみたいなモノがエスにもあれば
欲しいけどなあ…とか思います。この時代としてはポピュラーな方法だったのかもしれません。

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同じ役目を果たすモノとしては、ラジエターシャッターがありましたね。
これは取付が大変そうだし、ワイヤーはどこから引っぱるの? まさかの室内?
ブラインドみたいに途中で止まるのかな? など謎が多いです。
いつか調べてみたいと思ってます。

情報あればよろしくお願いします。

追伸
現在はサーモスタットを付けて、冬場でも水温が上がるようになりました。

【追記】2016.10.23
ラジエターシャッター装着の画像を提供いただきました。

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ワイヤーは側面へ回り込んで、上部の4箇所のフックに引っかけるようになってます。
かける箇所によってシャッターの開き具合を調整できる仕組みです。

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S600、S800用があるそうです。
いずれもオプショナルパーツですので稀少ですね。

sugiyamaさま、ありがとうございました!

奇跡のクーペの車載工具

純正のパンタグラフジャッキについて以前書きました。
今回の「奇跡のクーペ」の調査?で、後期型とも言えるポータブルジャッキを
初めて見ることができました。

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初期のジャッキに比べると確かにポータブルですね。これなら車載したくなります。
未使用新品なのでぴかぴか。ステッカーも綺麗に残ってます。

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圧巻だったのが純正工具。エスの車載工具をボクは初めて目にしました。
しかも未開封!!なので、残念ですが中身は未確認。

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カバーを付けたジャッキと並べてエスの純正車載工具セットの記念撮影です(笑)
少し濡れているのは撮影中に、急な豪雨が降り込んできたためです。
慌てて避難させたのでした。(^_^;)

つづく

奇跡のクーペ フロントグリル周りの色

前回投稿したように、S800のフロントグリル内に見えるボディ部分は
黒がオリジナル(新車時の状態)だそうです。

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↑それを黒にせずボディカラーのままで組むとこうなります。
左右のウインカー背後の斜めのパネルとHマーク背後の縦のパネルが赤く見えてます。
自身の好みで、チラッとグリル内に見えるボディカラーが良いと思ってるし
わざわざ黒にするのももったいないし、軽量化?のため(塗料の分・笑)にも
今後変えるつもりはありません。ラジエターやホーンが黒いので充分です。(^_^;)

それではオリジナルを見ていきましょう。
インナーパネルは黒く塗られています。フロントグリルを取り付ける耳の部分上下2箇所も黒。
ボディカラーの上から黒に塗られています。(矢印)

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グリル内では、計6箇所 Hマークのつながる上下4箇所(黄色○部分)と
フロントグリルを取り付けるビスの部分2箇所(矢印)もメッキの上から黒です。
Hマークが浮き上がって見えるようにしてるんですね。きっと

グリルのビス止め部分の黒は知ってましたが、Hマークの4箇所黒は今回知りました。
で、あらためて自身のS800のグリルを見ると計6箇所ちゃんと黒になってました。
長年乗ってるのに、見てるようで見てませんね(笑)

それでは…と、わずかにストックしてる手持ちのパーツの中から予備のグリルも見てみました。

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未開封なので見づらくてすみません。ちゃんと6箇所黒になってました。
再販のパーツには黒がなかったという情報もいただいてます。
やはり赤ロゴ袋の時代はパーツもきちんとしてますね。

嬉しい発見でした (^o^)v

【追記】2018年6月16日
後の部品に黒塗りがありません。という情報を画像と共にいただきました。
tokinogyoja 様ありがとうございました。

奇跡のクーペ 下回りの色

近年はあまり聞きませんが、昔は車検時にスチーム洗浄+アンダーコートとかをやってたようで
ほとんどのエスは下回り、足回りがタールが硬化したような状態で真っ黒だった記憶があります。

ボクのエスもレストア時に剥離した塗膜やアンダーコートで一斗缶1.5杯にもなりました。
その時に自分の好みでフェンダー内、ボディ下回りはボディカラーのままとしました。

本来、新車時にはすでにその辺りはブラックに塗られていた。
という話は聞いたことがあったのですが今回それが確認できました。
当たり前ですがこのクーペ、車検は一度も受けてません(笑)

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フェンダー内とミッショントンネル内はブラック、フロア下は未確認 (^_^;)
足回りやマウントブッシュを見てると、ボディをフレームに載せる前に塗られたようにも見えます。

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フロントグリル内に見えるボディパネルもブラック。
グリル周りも一部塗り分けられていました。

つづく

輸出モデル限定? 車台番号がボディにも打刻!?

輸出仕様のドアに空気圧指定ラベルが貼ってあるという記事を書きましたが
なんと「運転席側のドアヒンジ根元(ボディ側)に車台番号が打刻してありますよ」
という情報を画像と共に提供いただきました。ボクは全くの初耳です。
送っていただいた画像は輸出仕様のクーペ。右ハンドルなので英国仕様でしょうか
ボディのあちらこちらにスポット痕が綺麗に残ってます。

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画像赤い部分に

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こんな感じで、AS800など型式をのぞく7桁の数字のみが90°回転して打刻してあります。
(画像は実際の打刻のサイズに似せてダミー数字を画像合成してます。)

国内仕様には聞いたことないし、輸出仕様であればオープンにもあるはず?
この部分はレストアなどでパネルを交換等すれば当然打刻は失われます。

ここに打刻があれば、パネルはオリジナルのままということですが
なぜここに!?輸出仕様のドア廻りにはいろいろ情報が隠れてます。

ストラダ5さま、情報ありがとうございます!