オープンにあってクーペにないもの

デジカメが無い時代ですので写真が少ないのが残念ですが
約20年前のエスのレストア時の写真です。

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サイドボードアウターを外すと、中のプレートが腐食(左)してました。

オリジナルが横一直線のプレスに垂直のプレスが等間隔に交わってます。
(画像の向きでは縦一直線に垂直のプレスとなります)
このプレート、鈑金が完成すると隠れてしまい二度と見ることはありません。
職人さんが、「横だけのプレスで強度的には充分ですけど」と新製してくれたのですが
どうも気に入らず「同じようにして欲しいなあ」という願いを伝えて数ヶ月後見に行くと

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同じように作ってくれてました(下)鬼のようなボク (>_<)   ただただ感謝です。

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反対側はそれほど傷んでなかったので、磨いて再利用してもらいました。
職人さんは、エスに特別詳しいという方ではないのですが
「フレームがあるクルマにしては、ボディが頑丈すぎるよね。」と言われました。

この写真をレストア中のクーペの友人が見て「ボクのクーペにはこのプレートがない!」と
不安げな表情でしたが、クーペには屋根があるので必要ないのでは?という結論で終わりました。
パーツリストにもこのプレートは見られないし、お酒を飲みながらだったのですが
本人は少し気になっていたようです。

おそらくオープンだけの補強材。ということで結論づけようと思いますが
みなさん異論はございませんか?(笑)