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ボンネットのふくらみ

EPSON DSC Picture

S800のボンネット上にあるパワーバルジ(ふくらみ)は、
キャブレター(エアークリーナーケース)とのクリアランスをとるため
という説を聞いたことがありましたが、エスハチのオーナーであれば「干渉しないけどな…」と
の疑問を持つ方もおられることでしょう。ボク自身もそうでした。

昨年、もてぎで開催された HONDA Sports 50th Anniversary のフォーラムで事実が判明。

なんと!インジェクションユニットを収めるために設けられたスペース!!だったのです。
結局、市販には間に合わずS800もCVキャブ装着で販売されたというお話でしたが
もしインジェクション仕様で販売されていたら…という興味も沸きます。

メカのことはよく分かりませんが、インジェクションって壊れたら修理大変そう (^_^;)

H O N D A

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友人のクーペくんにエンブレムが装着されました!
これで知らない人が見ても、ホンダ!と分かるようになりました (^o^)

せっかくレストアしたボディに穴を開けたくないとの意向で
少し手間はかかりましたが、エンブレムの足を取り去り強力な両面テープで丁寧に固定。
貼る前の塗装面の脱脂が大事です。

エンブレムやパネルを交換して、位置が合わないときにも有効策かもしれません。

2014101802

トランクのバラバラ H O N D A は、字間に悩むところですが数値で位置決めしてはいけません。
特に と D は装着してるクルマを見本にして下さい。と偉そうに書いておきながら、
ボクのエスのトランクエンブレムは元々少々ずれて付いてますが(笑)

サイドランプ

エスのヘッドライト下のサイドランプは、エスらしさが出てる部分のひとつだと思います。
(あっかんべ- してるようにも見えて愛嬌があると思うのですが・笑)
このフロントサイド(ポジション)ランプの球色は元々は黄色(アンバー?)だそうです。

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ボクがエスを譲り受けた時は白(透明球)でしたが、片方が球切れした時に
ついでに両方黄色に変えました。(画像は黄色というより暗い電球色に見えますね・汗)

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友人所蔵の未使用のヘッドライトユニットを見せてもらうと、確かに黄色が付いています。
ヘッドライトと同時に灯くようにしてる人もいるし、最近はLED化も出来るようです。

比較的簡単に、オーナーの好みで個性が出せる部分だと思います。

記:S800の取扱説明書では、この電球はワット数12V8W となってます。

 【追記】2014年10月20日
元々サイドランプはヘッドライト点灯と切り替わって消える仕様ですがワイヤーハーネスを交換後、サイドランプとヘッドライトが同時点灯するようになった事例がいくつか情報として寄せられました。どこかの時点でワイヤーハーネスに設計変更があった可能性があります。

「つ」が大きかつたなんて

エスの車体に付くコーションマークは種類が多く、さらにパーツとして供給された際に
仕様変更等があり輸出仕様用も含めて謎が多いカテゴリーでもあります。

2014082001

以前、Facebookでラジエターのコーションマークを作ります。と書きましたが、
複製しようとして参考にしてた純正コーションマークがどうやらS600用かも?
S800用との違いは? 等々、あとから不明点がいろいろ出てきて協力いただいてる方々と話した結果、慌てずに情報収集をしてどうせ作るなら新車時に付いてたモノを復刻しましょう。で一致。
データ制作までほぼ終わって、業者さんへ発注という段階で保留としました。
期待されてた方すみません。(個人の製作予算にも限りがありまして…・汗)
(上画像はfacebookにアップした制作初期の段階で、字体がオリジナルとはまだ異なってます)

その後、友人からインテークマニホールドのコーションマーク(旧仮名遣い版)が欲しいとの熱望があり今回そちらを制作することになりました。
キャブレターのマニホールドに付く「吸入管の取外しは必ず水抜き後行って下さい。」という赤いコーションマークです。

新車当時、全車に貼ってあったのか?はわかりませんがボクのエスには残っていません。
いつか貼ろうと、パーツとしては持っていたのですがこれにも種類がいろいろ (^_^;)

kyunyu

下2点はボクが持ってるパーツとして供給された国内仕様の2枚ですが、同じ文言で赤いモノと
それを反転したモノ。反転したタイプはS600用とばかり思ってましたが、そうでも無いようです。
今回、製作するのが上のタイプ。「の」が可愛らしく、「つ」が大きいのです。
タイプフェイスが全く違うことがおわかりだと思います。文末はピリオドです. これは初期のモノかと思ったら、これが残ってる友人のMタイプ2台共がこのタイプ。おそらく新車当時から貼ってあったのがこのタイプではないかと判断。書籍等を見るとT360等にも貼られてたようです。
因みにホンダコレクションホール所蔵のS800 RSCレーシングにも上のタイプが貼ってあります。
(なぜか上下逆さまですけど)
友人から預かって、字体を忠実にトレース&再現してオリジナルに近い方法で印刷します。

これから業者さんへ印刷加工を発注しますがまとまったロットで発注しなければならず、自分たちだけでは使い切れませんのでなるべく安価で販売する予定です。もし関心がある方おられましたらよろしくお願いします。勝手に製作するモノですので無理にとは言いません。
販売方法は検討中です。(個人なのでヤフオク!が無難なのかな?…とか)

詳細は又、アップしま〜す!

比べて見ると違う

先日のお話し。友人クーペのサーモボディの交換作業で、さあ組み付けるぞ!という段階で
ボルトが入らないことに気づき作業が中断。よくよくみると2本のボルト貫通部分の厚みが違う!

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左が元々付いてたモノ。エンジン側とサーモ側共、取付部分は全く同じ形状です。

おーっ、なんてこったい!(漫画ポパイのセリフ風) このパーツにも種類があるなんて (>_<)
書籍 AS File によるとS600中期~S800Mまでは共通部番となってます。

とすれば、この右のタイプは本来どのエスに付くサーモボディなのだろう?
型が変わってるので、後にパーツとして供給されたモノなのでしょうか? S600前期かな?

結局、タジマエンジニアリングさんで適合ボルトとパッキンを分けてもらい、無事作業完了!
本来のボルトで付けてしまえば機能に問題はなさそうです。

ボルトとセットで交換すれば問題は無かったのですが、予備知識がありませんでした。
2つを並べて見ることが出来ていれば、違いは一目瞭然だったのですが
サーモボディ本体だけ交換しようと思ってる方はボルトも要チェックです。