「不明なこと」カテゴリーアーカイブ

車載工具のしまい方

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S800の取説を眺めていて、車載工具セットがジャッキにバンドで留めてあることに気づきました。
そう言えば、奇跡のクーペもジャッキにバンドが2つ掛けてあったなあ。

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何でバンドが2つ付いてるんだろう?と思って写真だけ撮ってましたが、謎が解けました。
2つをクロスにかけてジャッキに工具ケースを留めるのが正式な収め方のようです。
純正仕様に拘る方はお試しください。

しかしゴムバンドで締め付けてしまうと
クーペの場合、ジャッキカバーも工具ケースもしわくちゃになりますよね(笑)

ラジエーターキャップの圧力

エスのラジエーターキャップは純正部品としてメーカーから入らなくなっても
街のラジエーター屋さんとかで似たタイプが買えてました。

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「ND、アツイ トキ キケン、0.5」の刻印があるタイプをボクは付けてます。
ラジエーターコーションマークはラジエーターOH時に剥離したので、元と同じタイプの純正品を
同じ位置に貼り直してもらいました。(これがオリジナルと同タイプなのかは不明)

一般にキャップの圧は0.5という認識があったのですが友人から
「Mタイプの頃は、0.5ではなかったらしい」という話しを聞いたこともあり
どっちでもオッケーなのだろう…くらいの軽い気持ちですっかりそのことを忘れてました。

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↑奇跡のクーペの画像をよく見ると、0.7が付いてます。最終的には0.7になったのでしょうか?
「0.7」という刻印以外文字は見当たりません。文字無しが純正の証かもしれません。
チェーン付きがお洒落に見えますね。

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↑Mタイプの取説を見ても、チェーンが付いてます。チェーンもいいなあ(笑)
スプレッドツールさんでチェーン付きの純正っぽいタイプが取り扱いあるようです。

この取説のコーションマークは、ボクが貼ってるのと同じっぽく見えるけどなあ。

 【追記】2016.12.04
1968/7/9本田技研工業株式会社の四輪ニュースより。(旧)0.5kg/cm²から(新)0.7kg/cm²に設変されています。
との情報をいただきました。ということは、国内においてはMタイプ最後の数百台が該当します。
国内仕様クーペは総て0.5ということになりますね。
神力さん、情報ありがとうございます。

換気ベンチレーターリッドのスポンジ 2

前回の投稿でベンチレーターリッドのスポンジに驚いた記事を書きましたが
どうやらMタイプあたりはスポンジが使われてた…ような情報がありました。

ゆーらしあの石井さんによると、S500からS800Mまで部番が共通とのことなので
仕様変更ということかもしれません。

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Mタイプの取説を見ると、やはりスポンジっぽい写真です。固そうですが(笑)

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ドイツ仕様Mk-II の取説には運転席側がゴム。ヒーター側がスポンジのように見えます。
(取説の仕様がそのまま実車通りとは限りません)

個人的にはゴムがキチッとして好きですが、今や純正は入手困難。スポンジなら自作も行けそうです。
柔らかいウレタンフォームならカットもやりやすいかもしれませんね。

見えるとこではないし、各自好みで行きましょう。というボクの結論です(笑)
このスポンジを新品未使用でお持ちの方、是非画像をご提供ください m(_ _)m

換気ベンチレーターリッドのスポンジ

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エスのダッシュボード下に開閉式のベンチレーターリッドがあり
通常はフタの周囲にぐるりとラバーが付いてると思います。ここのラバーも最近は入手が難しいかのもしれませんが
奇跡のクーペはこれがなぜかフタではなくボディ側にスポンジが付いてました。

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オリジナルのままで交換されてないと思うけどなぜスポンジ??
と少し気になったので、恐る恐るフタを開けて画像だけ撮らせてもらっていたんです。

さっき、何気なく英文の S800 SHOP MANUAL をパラパラとめくっていたら

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ええ! まさかのスポンジ!?モノクロだけどゴムには見えん。
Mタイプあたりはこのような仕様だったのでしょうか?? これなら自作できそう?(^_^;)

それと先日のフロアーマットの投稿で書いた、フロアーにはりつける純正の謎の黒いシートも
マニュアルに載ってました。
Fig. 17F-10 の画像でフロアに敷いてあるシートです。

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ショップマニュアルはオリジナルを調べる上では意外に役立つかもしれません。
夜、酒でも飲みながらあらためてマニュアルをゆっくり見直そうと思います(笑)

稀少な純正ホイール?

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以前、知人より「4本揃ってないのが残念だけど…」と見せてもらったアルミホイールの画像です。

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HONDA 600の刻印が見られます。
このホイールのことは大阪のツインカムクラブのHPに上がっていたため存在は知っていたものの
それまで実際に見たことはありませんでした。

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そこには「ほとんど現存しない純正のホイール」との表記があります。
表記価格は手前ゴールド色のツインカムクラブのホイールのものです。(現在は販売終了)
エスのレース用パーツとしてRSCのマグホイールがあったことは知ってますが
一般のパーツリストにオプショナルパーツとしてのアルミホイールの掲載がないため
このホイールがどういう経緯で世に出たのかはわかりません。
時代的にアルミホイールが、そんなに普及していたとも思えないし…

話しは少し逸れますが、ボクがこのホイールを最初に見たときに
「初代サバンナRX-7のアルミホイールと似てるな」と思ったのですが

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出典:favcars.com

初代RX-7の黄色はエスの純正色ゴールデンイエローに酷似している。という説があり
RX-7の開発スタッフにエスの所有者がいる。という噂も聞いたことがあるため
ホイールと純正色の件が偶然とは思えず、勝手にいろんなことを想像しておりました。

最近、Facebookでこの HONDA 600 ホイールのレプリカ試作品らしき画像を見ましたので
どこかで復刻されるのかもしれません。楽しみですね。

【追記】 2016.11.22
復刻ホイールの販売元情報をいただきました。
Sugiyamaさま、ありがとうございます!