ボンネットのふくらみ RSC編

2013年もてぎでのホンダスポーツ50周年パーティー会場で、
ホンダコレクションホール所蔵のS800 RSCレース仕様車を横に、エスの開発にも関わり
当時このレーシングの製作に携われた元RSCの木村さまに直接お話しを聞くという機会がありました。

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レーシングのボンネットには市販モデルにあるパワーバルジが無く基本フラットです。
数ヵ所少しだけ脹らんでいることは知ってましたがそれが、デスビやラジエターキャップなどのクリアランスのためということを木村さまが優しく教えてくれました。
よ~く見ないと気づかないのですが、たしか3ヶ所くらいあったと思います。

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それと、意外に知られていないのがドアパネルの形状。
RSCのレーシングは、アウタードアハンドル部分のくぼみがありません。
ハンドルを握るのではなく、つまんでドアを開けるようになるはずです。
これは軽量化のために、ドアスキンをアルミに貼り替えたから…という説を聞いたことがあります。これの真相も木村さまに聞けば良かった (>_<)

プラモデル製作される方は、よ~く検証されると楽しいと思います。

新年初の投稿となりましたが、みなさま本年も何卒よろしくお願いします!