ラバージョイント

エスシリーズは、Sports360~近年のS2000まで
ホンダでは珍しい FR(フロントエンジンリアドライブ)ですが
S800Mの前までプロペラシャフト前後のジョイントパーツは、六角形のラバージョイントでした。
おそらく当時のロータスなどを見本にしたのだと思われます。

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このラバーが車種によって専用品で、前後でもサイズが違う。
交換の頻度は少ないかもしれませんが一応消耗品…なのに純正品は入手困難。
一時、社外品で粗悪品が流通したという噂も聞きましたが、今ではゆーらしあさんが製作供給してくれてます。(2015年1月29日現在は、再製作準備中となっています)
純正のジョイントは、変形しないようにシールが貼られた矯正金具?が付いてたタイプもありました。(画像上の金具はその残骸で、使用時には取り外します。)

ラバージョイントを使用するエスの中で、リジッドだけは後輪の懸架方式が違います。
(海外仕様はわかりませんが、友人のドイツ仕様のMk-1クーペはクロスジョイント。)
オーナーさん以外には、文章だけでは伝わりにくいと思い単純な図にしてみました。

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■S500、S600、S800チェーンまでのチェーンドライブ車は、プロペラシャフト~デフが固定でチェーンユニットが上下に動く左右独立懸架。
■S800リジッドは、デフ&アクスルシャフトがプロペラシャフトと共に上下する車軸懸架。

上のチェーンドライブではラバージョイントには回転方向にのみ力がかかりますが、リジッドはそれにプラスして上下の動き(捻り)が加わります。
よってプロペラシャフト前部分のラバージョイントにかかるストレスは、リジッドが他車より大きいと思われます。と言っても、ボクの周りにリジッドでラバージョイントの劣化以外でトラブった話しは聞きません。

ボクのエスは、ここに問題が (>_<)
つづく…