「クーペのこと」カテゴリーアーカイブ

奇跡のクーペ フロアーマット

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新車時のフロアーマットです。当時は座席前のフロアに丸めた状態で置いてあったと聞いてます。
フットスペースにゴムが敷いてあり、Hマークが入っています。
質感は純正のフロアトンネルカバーなどに使われてるような毛並みが短くさらっとした感じです。

後の再生産パーツ(青パーツの時代)のマットは少し粗い繊維で、質感などが違います。
シート下にのびてる部分の形状も違っている記憶がありますし
再生産品にはフットスペースゴムにHマークがありません。
どこかにあると思いますので後日写真を撮って画像をアップします。

25年前くらいにはそれが新品で普通にホンダに注文できてましたが
あまりにぺらぺらなので、ボクは結局使わずに
市販のマット(KAROのシザルマット)を使ってます。

因みにKAROのマットは今でも、S用がオーダーできます。
ただしフットスペースのゴムが右のマットにしか付かなかったと思います。

奇跡のクーペ ルームランプ

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奇跡のクーペくん、ドアの内張上部にはステッチでラインが入っており、それに続くラインが
サイドウインドウ下の内装パネルにも入ってます。
ウインドウ下部にHマークのステッカーあり OKマークだったかな?これも撮り忘れました (>_<)
例のサッシ根元のゴムも、ここから確認できます。

ボクのS800(リジッドオープン)のドア内張は
ステッチやラインなど全くない無地の合成レザー張りですが、クーペとオープンで違うのでしょうか?
クーペくんのドアを開けると運転席側のBピラーにあるルームライトが点きました。
クーペはドアスイッチが標準装備で、ドアの開閉にあわせてピラーのルームライトが点くはずで
インストルメントパネル上にあるランプはドアスイッチとは無関係だと思います。

オープンの場合は、ドアスイッチがオプション扱いなので
スイッチを取付た場合はドアの開閉にあわせてインストルメントパネル上にあるランプが点くはずです。

ボクのエスはドアスイッチ自体が付いておらず、ドアの開閉とランプは連動しません。
必要なときに手動で点けております。ここはLED球です(笑)

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友人のクーペのルームランプ。個人的にはムーディーで好きです (^o^)

コンビネーションメーターの謎

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いまや絶版となった三樹書房「ホンダスポーツ」の著者の一人である田島歳久さんは
ボクらのエスの主治医であります。SFの時代からエスを診続け、ご自身レース経験も豊富で
メンテからチューニングまで手掛けられる今や貴重な存在でありますが、
この本の中に書いてあるアンメーターの導通不良によるトラブルを過去に経験しました。

ツーリング先で走行中、導通不良により停電状態になり全く不動の状態に陥り
メーターパネルを外して接触不良を手で押さえたり…で何とか帰還しましたが
それに懲りて、以来アンメーターは諦めて直結してもらい飾りとなりました。
後付けの電圧計があるため特に不自由はありません。

で、アンメーターの下が燃料計となるわけですがこれはちゃんと機能しております。
燃料計にクーペ用、オープン用があるという話しは何となく噂で聞いておりました。
が、何がどう違うのか?知らずに今まで育ちましたが(笑)

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先日、わざわざ画像を送っていただきました。右がクーペ用とのことですが
センター目盛りが右にずれてるのがクーペ用?ということのようです。
ストラダ5さま、いつもありがとうございます!!

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確認したところ、ボクのエス(オープン)には同タイプが付いておりました (>_<)
(過去に交換されてる可能性もあります)
今まで全く気にしたことなかったのですが、どうも気になってます(笑)

友人のクーペには同じタイプが付いており、彼はほっとしておりました (^_^;)
目盛りの長さなど、これも微妙に種類多そうです。

因みにこの本の田島さんの記事内の撮影をボクはお手伝いさせてもらいましたが
増補版とも言えるものが宮野滋さんらによって現在進行中とのこと。楽しみです!
(出版元などの情報は現時点では未確認です)

奇跡のクーペ ボディの痕跡

こんなサイトを管理してると、さぞかしオリジナルにうるさいやつなんだろうな…と
思われるかもしれませんが、
ボク自身は人様のクルマをまじまじ見たり、粗探しをしたりとか絶対にしない主義です。

もちろん、知識としていろいろ知っておきたいという欲は人並みにあると思います (^_^;)

ボディがオリジナルかどうかというのは、いろんな部分で判断できると思いますが
ボクはそんなに詳しくはないけど、ひとつの判断としてドア下のスポットによるうねりを見ます。新車からの鈑金をされてないドアは、ドア下少しの高さに一列にうねりがあります。
すみません。写真がうまく撮れてません(^_^;)

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現代のクルマであれば、即クレームになるのでしょうけど
ボクはこのうねりを見るとホッとする変態です(笑)当然このクーペには綺麗に残ってます。
しっかり鈑金してもらった自分のエスには無いので、余計そう想うのかもしれません。
あくまでもボクの主観で、これが残ってる=良い!ということでは決してありません。

Mタイプは、ボディ鋼板の材質が変わってるというのを何かで読んだことがあります。
そのおかげ?なのか、Mタイプでボロボロに錆びた個体を見たことがありません。
このクーペもその時代です。塗装の剥がれなどはあるものの腐食は感じられませんでした。

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溶接の継ぎ目や、シール剤の上からの塗装の感じ、
新車時からいじってない状態を見れる機会はあまりないと思います。(番号一部消してます)

そう言えばこの車台プレートですが、輸出仕様はAES800で始まるものと
国内同様AS800で始まるものがありますね。この違いはなんだろう… (>_<)

奇跡のクーペ テール周り

S800のテールレンズについては、情報量が多いので今後も分けて投稿するつもりですが
今回はこのクーペのテール周りに限ったお話しです。

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カナダ仕様のMK-IIクーペ。テールレンズカラーはMタイプと同じ、外から赤、橙、白の順。
リアサイドマーカーは国内Mタイプと違ってコーナーに電球が入ったタイプが付いてます。
電球入りのサイドマーカーは、コーナーが赤レンズと、橙レンズがあり
輸出先によって変わると思います。このクーペはコーナー赤レンズ。となってます。

ボクの認識では、北米仕様のテールレンズは赤、赤、白と思っていたのですが
別冊CG ホンダスポーツ によると、アメリカ仕様は赤、橙、白になってますね。

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このテールレンズは3つのレンズを入れ替えると組み合わせで各国仕様になるので合理的です。
(説明画像、上下のレンズのこと。真ん中のタイプは一体です)
レンズ交換は、リムを外せば外から容易に出来ます。
この記事、若干説明不足もあり、これ以外にもレンズの種類はあるようです。

このクーペに付いてるナンバー灯は、国内仕様と同じ上から照らすタイプ。
バンパーには下から照らす照明は付いていません。

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不思議だったのが、このサイドマーカーの下に見えるモールに被っていた黒いテープ?
HASHIMOTOの文字が入った紙?のテープが、サイドモールを保護する?かのように
被せてありました。これは元々こうなのだろうか? 輸送時の保護用なのか?
はしもっちゃんテープ…全く謎です (^_^;)

【追記】2016.10.30
テープはモールの保護材で、新品のモールには付いてきてたようです。
sugiyamaさま、ありがとうございます!