ハードトップの内装は赤?

S500、S600にはシートやドア内張など内装色に赤の設定がありました。
とてもおしゃれで格好良いと思います。

純正のハードトップはカラーに関係なく、内装色は赤だった…という説を聞いたことがあります。赤のペイントではなく、赤い布が内装として貼られていたということになります。
幌部分をカバーする棚(後ろのトレイ)の部分は黒だと思うのですが…

S800はシートやドアなど内装は黒しか無いはずなのに、トップの内側が赤?
不思議な気がしますが、昨年のもてぎで開催された HONDA Sports 50th Anniversary にて
コレクションホール所蔵の S800 マーシャルカーを見る機会がありました。

inroofM

S800M と思われるゴールデンイエローの車体の室内をのぞくと真っ赤な天井…
(丸いプレートと配線は赤色灯のモノです)

やはり噂は本当だったのか (^_^;) 赤しか無いのか? 他の色もあったのか? 謎です。

roof01

ところでエスのハードトップの件ですが、手持ちのパーツリストで不明なことがあります。
S500にハードトップの設定があったのかを見てみると、S500&S600の前期?は同じ部番
71500-504-811 になってますが、S500の最終号機1000035という機番自体が謎です。
ハードトップは共通だったという判断が賢明なのでしょうか。

昭和44年10月発行のパーツリストでは、S600 71500-504-812 では適用初号機1009350とありますが、別冊CG「ホンダスポーツ」によるとS600って1009385までで、1009152~は全て北米モデルと書いてあります。まあ、粗探しみたいなことはこれくらいにして (*^_^*)

結局、S500とS600のハードトップの違いはボクにはわかりませんが
S600とS800ではルーフのフォルムやリアウインドウのサイズが違ったり変更してますよね。
それにプラス社外品ももちろん多種あったようです。

自分のエスはボディカラーが赤なのでハードトップ付けるんだったら
内装は赤じゃなく黒でいいかな(笑)

【追記】2014年10月3日
ハードトップの内装材は赤が標準だった。との情報をコメントでいただきました。
ありがとうございます!!

いきなり「強」

ボクのエス(S800リジッド)に装着されているヒーターは
3段階のヒータースイッチを引っぱると、一段目でいきなり強風!が出てきます。
(と言っても大した風量ではないが・笑)で、さらに引っぱると弱くなる。

なんでだろう? スイッチって引っぱるごとに 弱→中→強 と強くなるのでは?
ボクのだけ配線が間違ってるか、壊れてるのだろうとずっと思ってました。

hsw01

ところが、後に入手した取扱説明書を見て知ったのですがこれで正常。
このタイプは最終型S800Mとは助手席から見えるヒーターユニットの外観が違います。

S800Mのヒーターは容量がアップ(2,300キロカロリーだそうです)してるのか、
効きも少し強い気がします。Mタイプのヒーターは、逆にスイッチを引っぱるごとに
弱→中→強 と、取扱説明書には記載してあります。

hsw02

ヒーターユニットの変更はS800Mからなのか? SMモデルはどうだったのか?
リジッドモデルのどこかで変わったのかもしれません。

順番が逆なのはスイッチの違いなのか? ヒーターユニットの違いなのか? 謎ですが、
ヒーターコックを開放する気持ち良い季節が、すぐそこまで近づいてますね (^o^)

有鉛ハイオク

ボクがエスに乗り始めた頃(1980年代後半)は、ガソリンは有鉛ハイオクを入れてました。
環境問題等で有鉛ハイオクが無くなった時は焦って、添加剤なども試しましたが
エスの場合は特に無鉛ハイオクでも影響ないと聞き、添加剤の使用を止めました。

昭和のクルマが好きな方はご存じだと思いますが、クルマの給油口に近いウインドウに
無鉛高速有鉛有鉛 などのガソリン指定のステッカーが貼ってありましたね。
それが新車時にメーカーで全車に貼られていたのかどうか不明ですが
エスの場合は、オレンジの「高速有鉛ハイオク」ステッカーが貼られていたそうです。
(ってことは一般道路はレギュラーガソリンで良かったのかな??)

kousoku

友人のS800クーペのリアウインドウに残ってる高速有鉛のステッカー。
たぶんこれは当時モノだと思われます。よくぞ残してくれました (^o^)
オープンの場合は、ハードトップのリアウインドウ内側から貼ることになりますがボクはこのステッカーを持っていません。ネットで調べると複製品が販売されてるようですが、どうせ貼るなら当時と同じ書体・雰囲気のモノを探したいなあ。

あっ、その前にハードトップ仕上げなきゃ…(汗)

S800のボンネットの骨組み

bon01

ある日、ツーリング途中にボンネットを開けたまま談話してると
Mタイプの友人から「ボンネットが私のと違う!」と言われました。

ボク「何ば言いよ~と? どげん違うと?」←博多弁です (^_^;)
友人「私んとには横のリブがないバイ」
ボク「見せてんしゃい」と見せてもらうと、確かに内側のリブが違う。
ボクのは左半分中間あたりに横リブがあるが、友人の白いMタイプにはそれが無い。

bon02

ずっとエスに乗ってきて、エスもたくさん見てきたのにそこには気づきませんでした。
まじまじと人様のエスを見ませんし、ボクのも新車からのモノなのかわかりません。
Sports360はX(クロス)形状でしたね。500、600も同じなのかな?

2台とも新車当時からボンネット変えてない…という前提であれば
リジッドまでは横リブあり。Mタイプでそれが省略された? ということでしょうか?
省略ではなく安全上の対策? まさかの軽量化目的??
十数年前?ホンダがボンネットを新製して販売してましたが、あれの内側はどうなってたのか?
どなたかご存じですか?

エスは元々設計変更が多いので、細かいところがいろいろ違うようです。