コーションマーク完成

先日お伝えしたインテークマニホールド用の吸入管コーションマークが出来上がりました。
純正と同仕様の材質・印刷で、両面テープには純正と同銘柄(NITTO No.500)を使用。
まずまずの仕上がりです。

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手持ちの純正パーツ(右2枚)との比較です。画像左が今回製作したモノ(旧仮名遣い版)です。
見本に預けた純正パーツが両面テープが逆(剥離紙が天地逆さま)になってたので、
わざわざそれにあわせて両面テープを逆向きに仕上げて下さったようです。(笑)
プレート自体は約150℃、テープは約100℃の耐熱性だそうです。
推測ですが、このコーションは国内仕様のS500~S800M全てに付いていたと思われます。
AS Fileなどを見ると、T360などでも使われてるようですが全く同寸なのか未確認です。

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今回下敷きにした資料2点。エンジンから剥いだモノをスキャン・トレースして字体を起こし
傷んでる部分をもう1点の撮影画像を頼りに正確な形状に出来るだけ補正しました。

こんなモノですが、もし興味ある方おられましたら
今年は11年ぶりに鈴鹿のAHSMに参加しますので持って行きます。
初期ロットとして100枚製作しました。残りの数十枚を1枚1,000円で販売します。

純正持ってるけど使いたくない…、エンジン磨く度に気軽に貼り替えたい…など
ご利用いただければ幸いです。
価格設定にはかなり悩みましたが、製作コストがそれなりにかかってるためご理解下さい。
もしよければ現地でご覧の上、気に入ったらご検討下さい。
売り切れの場合はご容赦下さい(爆)需要が見込めれば追加で製作します。
因みに集合マフラー付けた福岡ナンバーの赤いリジッドがボクです。(氏名:武藤宏則)

個人での販売になりますので、おそらく今後はヤフオク!などを利用することになると思います。ネットで勝手に販売をやると、特定商取引法に触れる可能性があるため出来ません。
お友達には直接買ってもらってますが、面識がない方で欲しいと思って下さる方はもう少しお待ち下さい。

■お断り
あくまで個人が趣味で作ったモノです。字体等忠実に再現したつもりですが、印刷の工程上
文字の微妙な太さや色など、どうしてもロットにより個体差が出ます。
今回製作分は全て同じですが、今後もし追加で製作する場合今回のモノとは少し変わるかもしれません。と言っても並べて凝視しなければ分からないレベルだと思いますが、この点をご了承下さい。

ドアーロック

ボクのエスをレストアしてくれた方は、エスに特別詳しいというわけではないのですが
ドアーを見て「なんだかロック位置が上ですね。ドアーを乱暴に開閉してるとドアー自体が歪んでくるかも(ドアーの下がせり出してきたり)」と言われました。
そう聞いて、なるべくドアーは優しく開閉することを心がけていますが…

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確かに最終型であるS800M(画像右)のドアーロック位置は下に移動してます。
安全対策も関係してる(衝突時に不用意に開かない…とか聞いたことがあります)ということですが、位置が下がったのはドアーへの負担を考慮したのかもしれません。

個人的な感想ですが、Mタイプのドアーを閉めるときのフィーリングには感動します。
指一本で軽くカチッと閉まります。
ロックのみならずストライカーの形状も全く違うので互換性は無さそうですね。

もちろん、それ以前のタイプのロックでもきちんと調整すれば問題ありません。
画像左のクーペはガタつきも全くなく、羨ましい状態ですよ。
ボクのリジッドは運転席側だけ怪しくなったので最近自分で調整しました。(^_^;)

ついでに…滅多にあることではありませんが
エスのドアーをボディから外す場合は必ず誰かに手伝ってもらいましょう。
あんなに小さいくせに死ぬほど重たいです (>_<)

撮影協力:shin800くん&ボーちゃん

ボンネットのふくらみ

EPSON DSC Picture

S800のボンネット上にあるパワーバルジ(ふくらみ)は、
キャブレター(エアークリーナーケース)とのクリアランスをとるため
という説を聞いたことがありましたが、エスハチのオーナーであれば「干渉しないけどな…」と
の疑問を持つ方もおられることでしょう。ボク自身もそうでした。

昨年、もてぎで開催された HONDA Sports 50th Anniversary のフォーラムで事実が判明。

なんと!インジェクションユニットを収めるために設けられたスペース!!だったのです。
結局、市販には間に合わずS800もCVキャブ装着で販売されたというお話でしたが
もしインジェクション仕様で販売されていたら…という興味も沸きます。

メカのことはよく分かりませんが、インジェクションって壊れたら修理大変そう (^_^;)

H O N D A

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友人のクーペくんにエンブレムが装着されました!
これで知らない人が見ても、ホンダ!と分かるようになりました (^o^)

せっかくレストアしたボディに穴を開けたくないとの意向で
少し手間はかかりましたが、エンブレムの足を取り去り強力な両面テープで丁寧に固定。
貼る前の塗装面の脱脂が大事です。

エンブレムやパネルを交換して、位置が合わないときにも有効策かもしれません。

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トランクのバラバラ H O N D A は、字間に悩むところですが数値で位置決めしてはいけません。
特に と D は装着してるクルマを見本にして下さい。と偉そうに書いておきながら、
ボクのエスのトランクエンブレムは元々少々ずれて付いてますが(笑)

サイドランプ

エスのヘッドライト下のサイドランプは、エスらしさが出てる部分のひとつだと思います。
(あっかんべ- してるようにも見えて愛嬌があると思うのですが・笑)
このフロントサイド(ポジション)ランプの球色は元々は黄色(アンバー?)だそうです。

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ボクがエスを譲り受けた時は白(透明球)でしたが、片方が球切れした時に
ついでに両方黄色に変えました。(画像は黄色というより暗い電球色に見えますね・汗)

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友人所蔵の未使用のヘッドライトユニットを見せてもらうと、確かに黄色が付いています。
ヘッドライトと同時に灯くようにしてる人もいるし、最近はLED化も出来るようです。

比較的簡単に、オーナーの好みで個性が出せる部分だと思います。

記:S800の取扱説明書では、この電球はワット数12V8W となってます。

 【追記】2014年10月20日
元々サイドランプはヘッドライト点灯と切り替わって消える仕様ですがワイヤーハーネスを交換後、サイドランプとヘッドライトが同時点灯するようになった事例がいくつか情報として寄せられました。どこかの時点でワイヤーハーネスに設計変更があった可能性があります。