「クーペのこと」カテゴリーアーカイブ

奇跡のクーペ ラジエターコーションマーク

カナダ仕様のS800クーペ MK-II ラジエターのコーションマークの画像をアップします。
新車当時のままなので、同仕様の方、種類・貼る位置などヒントになれば幸いです。

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左側(バッテリー側)にTOYOラジエターのナンバーリングプレート

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右側(電磁ポンプ側)に冷却水の注意書き小判型と角丸四角の2種のマーク、計3種ありました。
車種はもちろん、輸出先によっても変わってくると思います。

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この四角のコーションマークについて、手持ちの輸出仕様のパーツリストによると
部番がひとつしかないのですが、ボクが持ってるだけでも輸出仕様で2種類あり、
2枚目の画像クーペのタイプと合わせて3種類。6LはS600用?
まだまだ種類が多数あるのでは?と予測してます。

奇跡のクーペ ミラーがドアとフェンダーに

個人的にエスのフェンダーミラーは、この時代にしてはとても洗練されたデザインと思ってます。国内仕様はフェンダーに、輸出仕様は同じデザインでドアに付くと思うのですが
ミラー面が防眩タイプだったり、形状は似てても種類が多いことが知られてます。

種類のことは、別で談義することにして
今回のこのクーペくん。おそらく後付けはされてないと思いますが、

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運転席側が、ビスがステーの上から貫通してるタイプがドアに装着。

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助手席側が、ステーが少し長めのタイプをフェンダーに装着という組み合わせです。
(モールとボンネット開口部の間のモールエンドまで続くラインがキレイに出てますね)

輸出先によってはミラーは運転席側だけということもあると思いますが
片方ドアで、もう片方フェンダーというのがお洒落(なのか?)ですね。(^_^;)

エスの場合、ドアに付けると助手席側のミラーが見づらいため、
そちらだけステーが長いタイプを付けてる方もおられるようです。
好みの問題なのでどこに何を付けようがオーナーの自由ですが
オリジナルの検証という点から投稿しました。

奇跡のクーペの車載工具

純正のパンタグラフジャッキについて以前書きました。
今回の「奇跡のクーペ」の調査?で、後期型とも言えるポータブルジャッキを
初めて見ることができました。

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初期のジャッキに比べると確かにポータブルですね。これなら車載したくなります。
未使用新品なのでぴかぴか。ステッカーも綺麗に残ってます。

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圧巻だったのが純正工具。エスの車載工具をボクは初めて目にしました。
しかも未開封!!なので、残念ですが中身は未確認。

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カバーを付けたジャッキと並べてエスの純正車載工具セットの記念撮影です(笑)
少し濡れているのは撮影中に、急な豪雨が降り込んできたためです。
慌てて避難させたのでした。(^_^;)

つづく

奇跡のクーペ フロントグリル周りの色

前回投稿したように、S800のフロントグリル内に見えるボディ部分は
黒がオリジナル(新車時の状態)だそうです。

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↑それを黒にせずボディカラーのままで組むとこうなります。
左右のウインカー背後の斜めのパネルとHマーク背後の縦のパネルが赤く見えてます。
自身の好みで、チラッとグリル内に見えるボディカラーが良いと思ってるし
わざわざ黒にするのももったいないし、軽量化?のため(塗料の分・笑)にも
今後変えるつもりはありません。ラジエターやホーンが黒いので充分です。(^_^;)

それではオリジナルを見ていきましょう。
インナーパネルは黒く塗られています。フロントグリルを取り付ける耳の部分上下2箇所も黒。
ボディカラーの上から黒に塗られています。(矢印)

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グリル内では、計6箇所 Hマークのつながる上下4箇所(黄色○部分)と
フロントグリルを取り付けるビスの部分2箇所(矢印)もメッキの上から黒です。
Hマークが浮き上がって見えるようにしてるんですね。きっと

グリルのビス止め部分の黒は知ってましたが、Hマークの4箇所黒は今回知りました。
で、あらためて自身のS800のグリルを見ると計6箇所ちゃんと黒になってました。
長年乗ってるのに、見てるようで見てませんね(笑)

それでは…と、わずかにストックしてる手持ちのパーツの中から予備のグリルも見てみました。

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未開封なので見づらくてすみません。ちゃんと6箇所黒になってました。
再販のパーツには黒がなかったという情報もいただいてます。
やはり赤ロゴ袋の時代はパーツもきちんとしてますね。

嬉しい発見でした (^o^)v

【追記】2018年6月16日
後の部品に黒塗りがありません。という情報を画像と共にいただきました。
tokinogyoja 様ありがとうございました。

奇跡のクーペ 下回りの色

近年はあまり聞きませんが、昔は車検時にスチーム洗浄+アンダーコートとかをやってたようで
ほとんどのエスは下回り、足回りがタールが硬化したような状態で真っ黒だった記憶があります。

ボクのエスもレストア時に剥離した塗膜やアンダーコートで一斗缶1.5杯にもなりました。
その時に自分の好みでフェンダー内、ボディ下回りはボディカラーのままとしました。

本来、新車時にはすでにその辺りはブラックに塗られていた。
という話は聞いたことがあったのですが今回それが確認できました。
当たり前ですがこのクーペ、車検は一度も受けてません(笑)

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フェンダー内とミッショントンネル内はブラック、フロア下は未確認 (^_^;)
足回りやマウントブッシュを見てると、ボディをフレームに載せる前に塗られたようにも見えます。

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フロントグリル内に見えるボディパネルもブラック。
グリル周りも一部塗り分けられていました。

つづく