たまにはチェックを

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ある日、走行後にガレージでボンネットを開けたところキャッチ部分がはずれました。
ナットが緩んでいたようです。あぶない、あぶない (^0^;)

走行中じゃなくてホント良かった~
エスのボンネットは前ヒンジなので、走行中にガバッと開くことはないかもしれませんが…

ここのナットは薄いので紛失すると入手も難しい気がしますので
定期的に点検してあげましょう。ナットの増締めくらいはメカに疎いボクにも出来ますよ(笑)

純正幌の証?

エスの幌布は、社外品含めていろんな選択肢がありますよね。

manual_horo

S600 サービスマニュアル〈構造・整備編〉によると
幌の材質はテトロンを綾織りにしたものゝ上面を塩化ビニールでおゝい,防水性,耐久性が非常に強い. とあります。(ホンダテトロンというそうです)

S600まではサイドウインドウが無いタイプがあったり、Mタイプでは幌骨の高さが変わったり
いろいろと仕様変更もありますが、新車からの幌布を縮みと闘いながら(笑)
いまだに大事に使われてる方もいらっしゃると思います。

以下の記事は一例ということを初めにお断りしておきます。
純正の幌布にも、種類があると思いますのであくまで一例として書きとめます。

ボクがボディレストアをした約20年前は純正の幌布がホンダに注文出来ました。
幌布は傷んでおり是非とも交換したかったのですが、価格が30万円!!と言われて、即断念 (>_<)
たとえ注文しても実際入荷したかどうかは疑問ですし、当時は品質が?のパーツもありました。

結局、ガレージ24さん(残念ながら昨年閉店)の製品を購入しました。
信頼できるショップであったことと7~8万円と比較的手頃だったため迷わず注文。
たしかセンター窓がファスナーで開閉するタイプが1万円高だったと記憶しています。

今のようにネットでチェックできるわけでもなく、当時電話で直接お話を聞いたのですが
裏地は白で純正と同じように作ってますよ。ウインドウ部分以外はね。ということでした。

詳しく聞くと、純正幌のウインドウ(透明ビニール)部分にはパテントの印が入っていて、
この部分は同じにできない…ということでしたが、それがどんなマークか知るよしもありませんでした。後に、このマークを友人の幌布で確認することが出来ました。

horo_mark

それがこれ。3ヶ所のウインドウ全てにこのようなマークが入ってます。
木枠に梱包された古い時代のデッドストックの幌布で、新車当時に装着されてたモノに近いのではないかと思われます。そういう経緯で、ボクの中でのこのマーク(種類があるかも)が入ってる幌はウインドウも張り替えていない純正のままの状態だと勝手に思ってます。

西井さんにはパーツ等でもいろいろお世話になりました。ご冥福をお祈りいたします。
スペアの幌布買っておくんだったな~ (T_T)

メインヒューズは予備を

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先輩オーナーから、メインヒューズはいつでも簡単に交換できるように…と言われて
板ヒューズをセットした予備のメインヒューズをいつもグローブボックスに入れてましたが
幸いこれまで走行中に切れたことがありません。
(メインヒューズは 10A じゃなかったと思うのですが、なぜか 10A のシールが端子に貼ってあるのでこれは純正のケースじゃないのかも??)

ガラス管のヒューズは今でもカーショップ等で売ってますが、板ヒューズは予備を持っておくべきだと思います。すでにメーカーからの板ヒューズの入手は出来ないと思いますが、
ゆーらしあパーソナルサービスさんで取り扱ってます。

純正にこだわらなければ、最近の平型ヒューズとかを使えるようにしても便利ですね。

ハードトップの内装は赤?

S500、S600にはシートやドア内張など内装色に赤の設定がありました。
とてもおしゃれで格好良いと思います。

純正のハードトップはカラーに関係なく、内装色は赤だった…という説を聞いたことがあります。赤のペイントではなく、赤い布が内装として貼られていたということになります。
幌部分をカバーする棚(後ろのトレイ)の部分は黒だと思うのですが…

S800はシートやドアなど内装は黒しか無いはずなのに、トップの内側が赤?
不思議な気がしますが、昨年のもてぎで開催された HONDA Sports 50th Anniversary にて
コレクションホール所蔵の S800 マーシャルカーを見る機会がありました。

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S800M と思われるゴールデンイエローの車体の室内をのぞくと真っ赤な天井…
(丸いプレートと配線は赤色灯のモノです)

やはり噂は本当だったのか (^_^;) 赤しか無いのか? 他の色もあったのか? 謎です。

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ところでエスのハードトップの件ですが、手持ちのパーツリストで不明なことがあります。
S500にハードトップの設定があったのかを見てみると、S500&S600の前期?は同じ部番
71500-504-811 になってますが、S500の最終号機1000035という機番自体が謎です。
ハードトップは共通だったという判断が賢明なのでしょうか。

昭和44年10月発行のパーツリストでは、S600 71500-504-812 では適用初号機1009350とありますが、別冊CG「ホンダスポーツ」によるとS600って1009385までで、1009152~は全て北米モデルと書いてあります。まあ、粗探しみたいなことはこれくらいにして (*^_^*)

結局、S500とS600のハードトップの違いはボクにはわかりませんが
S600とS800ではルーフのフォルムやリアウインドウのサイズが違ったり変更してますよね。
それにプラス社外品ももちろん多種あったようです。

自分のエスはボディカラーが赤なのでハードトップ付けるんだったら
内装は赤じゃなく黒でいいかな(笑)

【追記】2014年10月3日
ハードトップの内装材は赤が標準だった。との情報をコメントでいただきました。
ありがとうございます!!

今も色褪せない小さなスポーツカーの雑談部屋